ECコンサルが教えるネットショップ運営の基本用語(ア行)

投稿日:2016.07.16

ECサイト(ネットショップ)の運営を行う中で様々な専門的な用語をみる機会も多いと思います。今回はECコンサルで聞かれることも多いECサイト運営をする上でおさえておきたい用語をアルファベット順にまとめてみました。
今回はあ行のご紹介となります。ぜひご参考にしてみてください。

 

アドセンス(Adsense)


自身が運営するウェブ    サイトに、Googleの「アドワーズ広告」を掲載するプログラムです。従来のバナー広告などとの違いは、Googleのプログラムがそのウェブページのコンテンツに沿った広告を、自動で選択して掲載してくれるという点です。それによりクリックまで導ける可能性が上がっており、高い広告効果が見込めるというメリットが広告主側にあります。また、広告がクリックされた回数、もしくはインプレッションの回数に応じて、ウェブサイトの運営者にも収入が入ることになりますので、広告主にとっても、ウェブサイトの運営者にも利点が多いサービスです。

 

アド‐ネットワーク(Ad Network)


2010年前後から台頭した広告を配信する手法の1つです。従来は、広告主が各媒体に広告掲載をバラバラに委託・受注する必要があったため、お互い無駄な選定コストがかかっていました。しかし、アド‐ネットワークは、広告媒体となる多くのWebサイトを集めて「広告配信ネットワーク」を形成し、そこに広告を一斉に配信する形式をとります。そうすることで、従来より低コストで、かつ広範なサイトで広告を掲載・配信することが可能になりました。

EFO(イーエフオー)


エントリーフォーム最適化コンバージョン率を上げるために、エントリーフォームのデザインや構成などを見直すことをEFO(エントリーフォーム最適化)と呼びます。トップページの改良などにくらべて目立たないため、後回しにされがちな作業ですが、エントリーフォームは多くの入力作業があるため、ユーザーの離脱が起こる可能性が非常に高い場所でもあります。そのようなユーザーの入力作業をなるべく円滑化・単純化することで、負担を軽減し、こちらの望む行動まで単線的に導くデザインを考案する必要があります。

 

 

インタレストマッチ広告


インタレストマッチ広告とは、Webサイトを訪れたユーザーの「関心」に最も関連があると総合的に判断される広告を表示させる、Yahoo! JAPANリスティング広告が提供している広告サービスです。ユーザーの「関心」の傾向は、現在及び過去に見たWebページの内容や、直前の検索キーワードなどの情報から分析されます。ユーザーの潜在的ニーズを掘り起こすのに効果的とされ、注目を集めています。広告費用は、キーワードごとに設定されたクリック単価とクリック回数から決定されますが、他の広告掲載方式よりも比較的安価に抑えることが可能です。

 

 

A/Bテスト(エービーテスト)


A/Bテストとは、2つの選択肢(A or B)のうち、良い結果をもたらすのはどちらなのかということを様々な方法で判断すること、その全般を指します。Webページにおいては、そのデザインやレイアウト、サイト内導線が最適なのかどうかを判断するために用います。

たとえば、異なる2パターンのWebページAとBを用意します。そして、実際にユーザーに利用させ、その効果を測定、比較します。Bのページのほうのアクセス数が多く、CVRも高いなら、合理的にBという判断を下すことができます。

 

 

EC(イーシー)


エレクトロニックコマース。Electronic Commerce=電子商取引を意味する言葉です。「eコマース」と略称されることもあります。インターネットやコンピュータなどの手段を通じて商取引を行うこと全般を指します。わたしたちの日常にもなりつつある「ネットショッピング」も、ECにあたります。

また、インターネットの性質上、様々な取引の形態をもつことが可能であり、まさに発展途上にある分野です。

ECはどのような取引なのか、何と何が取引するのかによって、以下のように分類される場合もあります。

1-1企業同士:Business to Business; B to B; B2B

具体例 ネット広告

1-2企業と消費者:Business to Consumer; B to C; B2C;

具体例 Amazon

1-3消費者同士: Consumer to Consumer; C to C; C2C

具体例 Yahoo!オークション

 

 

EFO(イーエフオー)


エントリーフォーム最適化。コンバージョン率を上げるために、エントリーフォームのデザインや構成などを見直すことをEFO(エントリーフォーム最適化)と呼びます。トップページの改良などにくらべて目立たないため、後回しにされがちな作業ですが、エントリーフォームは多くの入力作業があるため、ユーザーの離脱が起こる可能性が非常に高い場所でもあります。そのようなユーザーの入力作業をなるべく円滑化・単純化することで、負担を軽減し、こちらの望む行動まで単線的に導くデザインを考案する必要があります。

 

 

 

LPO(エルピーオー)


ランディングページ最適化。ランディングページとは、潜在顧客となるユーザーが、おもに広告などをクリックした際に表示されるwebページです。通常、自然検索の場合は公式サイトへと誘導しますが、広告から飛ぶ場合は特設したランディングページへと誘導します。広告の内容などから、誘導されてくるであろうユーザーを想定するのは比較的容易であるので、一ページに情報を適切に集約することができれば、安価でかつ効果的にコンバージョン率をあげることができます。そのように、ユーザーが持つニーズにあわせてランディングページを適切にデザインすることを、LPO(ランディングページ最適化)と呼びます。

 

 

EFO(イーエフオー)


エントリーフォーム最適化。コンバージョン率を上げるために、エントリーフォームのデザインや構成などを見直すことをEFO(エントリーフォーム最適化)と呼びます。トップページの改良などにくらべて目立たないため、後回しにされがちな作業ですが、エントリーフォームは多くの入力作業があるため、ユーザーの離脱が起こる可能性が非常に高い場所でもあります。そのようなユーザーの入力作業をなるべく円滑化・単純化することで、負担を軽減し、こちらの望む行動まで単線的に導くデザインを考案する必要があります。

 

LTV(エルティービー)


ライフタイムバリュー。とは、顧客との取引が始まってから終わるまでの期間において、その顧客からもたらされた利益の総算を指す言葉です。生涯を通じて企業に大きな利益をもたらす=LTVが大きい顧客を創出することは、効率的な経営において大変に重要とされます。新規顧客の獲得にかかるコストは既存顧客を維持するコストの約5倍、さらには必ず「頭打ち」があるため、安定的経営には、既存顧客との関係性の強化が不可欠というわけです。

 

OEM (オーイーエム)


相手先ブランド製造。発注を受けた相手先のブランド名で製品を生産することを意味します。また、そのような製造を請け負う企業を「OEMメーカー」と呼びます。発注する側としては、自社で工場を持つリスクを回避しつつ自社ブランドによって製品を販売でき、かつOEMメーカーとしても、宣伝費を使用せずに安定した販売先を確保することができるため、現在多くの企業で採用されている流通・販売の形態です。

 

 

O to O (O2O) (オーツーオー)


ネット(オンライン)を利用して、ネットではない実世界(オフライン)での購買行動を促したり、影響を与えたりするような施策を全般にO2O「Online to Offline」と呼称します。近年のTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアの発達、スマートフォンの普及によって、消費者間のコミュニケーションが活発化しているため、とくに注目されている概念です。具体的には、ネットで割引クーポンなどを配布することで実店舗への来店を促したり、Facebookに独自の「新鮮」な情報を流したりすることで、消費者の購買意欲をかき立てるような行動を指します。

 

オムニチャネル


実際の店舗と、インターネット上のバーチャルな店舗での販売を連携させる購買手法です。「オムニ(omni)」の原義は「あらゆる」。つまり、顧客はネットを利用することで、あらゆるチャネルからアクセスすることが可能になります。たとえば、店頭でインターネットを利用して各店舗の在庫や値段などを調べながら商品を提示してみせたりすることも可能です。購入に関するさまざまな物理的障壁が緩和されていくなかで、ますます顧客に主語をおいた販売スタイルへ転換しなければならなくなってきています。

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