楽天が「ラクマ」の提供を11/25から開始 個人限定のCtoCフリマアプリ

投稿日:2014.11.21

2014年11月25日に楽天は、スマートフォン向けフリマアプリ「ラクマ」を公開すると発表し、同年11月17日から出品受付も開始しました。他に先行しているフリマアプリは「メルカリ」や「Fril」などがあり、楽天は後発となります。楽天市場などで培ったサポートノウハウや、ファンを強みにアプリユーザーの拡大を狙います。
「ラクマ」は先行しているフリマアプリと同様に、スマートフォンで撮影すれば、最短1分で出品できます。ユーザー同士でコミュニケーションをとる事も可能で、商品情報や価格交渉も可能です。メインターゲットは若い女性で、出品できる商品に制限はないですが後々、ファッションや美容商品、雑貨など女性向けの商品を多く表示されるようにするようです。

決済はユーザーのみのやり取りではなく、一度楽天が代金を預かり、購入者に商品が届いてから支払うエスクローを採用しています。楽天オークションの運営を経験しているスタッフも携わり、パトロールも実施して安全な環境作りにも気を配っています。手数料や出品料は無料で、将来的な有料化に関しては「今は考えていない」と答えています。将来的には広告による収益モデルを検討しています。「ラクマ」ではあくまで個人のみの出品としており、企業からの出品は禁止し、PCから大量に出品できるツールなどはないようです。

楽天市場や楽天オークションでも、それぞれのTOPページでサービスを紹介するなどの連携も進めています。将来的には楽天市場で購入した不要になった商品をラクマで出品し、ラクマでの利益をまた楽天市場で買い物をする。などの利用者が増えることも期待しています。

CtoCフリマアプリとしては後発となりますが、楽天のユーザーはスマートフォンの親和性は高いとしていて、誰もが利用するチャンスがあるのではないかと考えています。うまく活用して喜んでもらえるサービスにしたいとフリマ事業への参入理由も説明しました。

 

2016年の9月に、楽天がfrilを買収しました。これにより、2,3番手を楽天が押さえたことになります。

とはいえ、急激にメルカリが伸びているなか、フリマ市場がどのようになっていくのかは気になるところです。

 

 

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